ワールド スタンダード
(注:このエントリは、格闘技が好きな人以外には意味不明かもしれません。)
ネットの格闘技系のサイト見てたら、ミルコがハイキックでKO負け!(参照:ようつべ)のようですね。
映像見てたら、綺麗にハイキックが入って、スコーンと倒れておまけに足首ぐにゃ〜っと。脱臼してるかも。
まぁ、ミルコも以前からケビン・ランデルマンに綺麗にフック入れられてKO負けしてるし、圧力掛けられて攻撃されると意外とモロさを見せてるので、さほど意外ではないかも。しかし、ミルコは負けるたびに克服して更に強くなってきた(こういう姿にプロレスファンは惹かれるのだ)ので、今後もミルコにも要注目やね。
しかし、冷静にこの試合を振り返ると、今回の敗戦はミルコの慢心という部分もあるかもしれないが、やっぱり「ルールの違いが戦い方に与える影響は大きい」と思わざるを得ない。
ガードポジションの状態でがんがんヒジ入れられてて顔面カットしていたし、ブレーク後のスタンド状態ではふらふらしてるし。これまでのPRIDEの戦法が通用しないことが明らかになったんだと思う。現在の格闘技はUFCの一人勝ち状態なので、次第にUFCルールがワールドスタンダードになっていくんだろうし、PRIDE系ファイターも対応が求められるんやろね。
これまでは「UFCとPRIDEを比べたらPRIDEファイターが圧倒的に強い」と思っていたんだけど、まぁ、ルールの違いを差し引いても、今回、ファブリシオも完敗らしいし先日は藤田が負け、PRIDEファイターが分が悪い状況が続いているように思われますね。
そもそもPRIDEは必ずしも全世界のトップ選手を集めて来た訳ではないしね。RINGSの時代からのルートにシュートボクセが加わったぐらいで、(UFCが存在したこともあり)アメリカ自体はあまり精力的に開拓できなかったわけで、やっぱりある意味「ローカル」な土俵で育った競技だったんかも。
それが最近、PRIDEがアメリカ人に買収されたり、PRIDEファイターがころころ負けたりといったことで「ワールドスタンダード」という現実を日本人が突きつけられた、といっても過言ではないかもしれない(ような気がする。)
(というか、PRIDEってやっぱり、プロレス的というか相撲的というか日本人好みの「そこはかとなく薄いヤオ入りガチ」の興行としての色彩が強かったのに、リアルなガチが入ってくるとこうなる、というだけなのかも。←このへん適当)
これは格闘技だけの話じゃなくて、経済の観点でも、日本はそこそこ市場がでかいために、これまでは日本企業が幅をきかせることができた市場が、グローバル企業に買収されたり対抗するために合併したりせざるを得ない状況になりつつありますよね。
海外に行くと分かるけど、携帯電話の日本企業のシェアなんて、ハナクソほどぐらいしか無いしねぇ。NOKIAやモトローラ、サムソンにLGがほんとどこでも幅を利かせていて、日本で見たこと無い端末が溢れてたりいろんなサービス展開してたり。「携帯は日本が一番」なんてのは日本人だけの妄想に過ぎないかも。確かに、日本はキャリア主導のコンテンツサービスの充実ぶりはすごいけど。端末に関してはちょっと前まではマルチメディア系の機能はダントツかと思っていたけど、今じゃNOKIAにもSAMSUNGも、日本メーカーの端末と遜色ないし。ハード面の優位性はすぐに追いつかれるもんなんやね。
もう既に日本人としていろんな面で「ワールドスタンダード」に対峙しなければならない時が来ているんだろうけど、これからどうなるんやろね。自分も含めて。
とか思いつつ、気楽に漫然と生きているのですが、今、頭に浮かんだ言葉は
「僕には自分の明るい未来が見えません!」by鈴木健想
ま、健想もWWEという「ワールドスタンダード」に対応できなかった日本人なんですが。
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しかし、最近思うのですが、格闘技を含めスポーツ全般に関して、単純に身体能力だけで考えると、圧倒的にアフリカ系黒人には勝てないんとちゃうやろか。
先日のPRIDEのソクジュが2試合続けてトップファイターをノックアウトしたり、K-1でもアンディオロゴンのパンチのシャープさや、Hero'sに出てた芸人(名前忘れた)見てたら、やつら(アフリカ系黒人全般)が本気で取り組み出したら、あらゆる競技で圧倒するんとちゃうかなぁ。
そういう意味では、このエントリで何回も出てくる「ワールドスタンダード」って、まだまだ欧米的価値観での基準でしかないですね。アフリカやアジアの人々も同じ土俵に上がれる環境が整った時の「スタンダード」ってどうなってるんでしょうね。
