「ナベツネ、Livedoorホリホリを子供扱い」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040701-00000003-sks-spo
ま、よーするに、Livedoorの堀江社長の「近鉄買い叩かせていただきます。カネならあるんで。」との申し出に、ナベツネが「どこの馬の骨かわからんやつは俺の島に入ってくんな」という、Vシネマでありがちな「任侠ヤクザvs経済ヤクザ」って図式なわけやね。
ナベツネのご意向どおりに買収は無しでホリホリの会社の株価は10%上昇と、両者Win/Winの関係だったりして、意外にいいアングルだったりするのかも。
しかし、ホリホリは本気で買収するつもりはあったんやろか。確実に年間数十億円の赤字を出す球団を買収するほど近鉄という球団に魅力があるとも思えないし。球界の構造自体が変わらない限り、パリーグの球団の人気がセリーグに並ぶことは永久にないだろうし、各球団が黒字体質に転換できるとも思えない。
コミッショナーの権限が強いメジャーリーグのように、テレビ放映料を全て一度コミッションにプールして各球団に再配分したり、戦力均衡の為のウェーバー制を導入する等、球界全体を盛り上げる為の制度はいくらでもあると思うし、球団経営が厳しいというならば、各企業は、チームの企業への依存度が低いJリーグのチーム経営を参考にしてもよいだろうし。本気で経営体質を改善する気であれば、やり方はいくらでもある。
ま、ナベツネ以外の球団のオーナーは球団経営に対して本気で考えていないからなぁ。
すべてドン・ナベツーネの言う通りでございます、って感じやからねぇ。
唯一、オリックスの宮内オーナーだけは、旧態依然とした野球界の中で、球団経営をビジネスライクにとらえたやり方で、ドン・ナベツーネに嫌われていたけどね。そういえば、オリックスが名門の阪急ブレーブスを買収したときも、世間では「オリックスって何の会社や?」と思っていたよねぇ。少なくとも、阪急ブレーブスのファンだった僕は、戸惑い、阪急ブレーブスが無くなることに悲しくなった記憶があります。オリックスは、当時あまり知られていなかったオリックスグループが、今ではある程度の知名度を得ているよね。球団買収して大きな宣伝効果があったと思う。
しかし、オリックスは、本当はある程度知名度が上がったら球団は売却しようとしていたんではないだろうか。
西武は球団を買収した直後に球団の徹底的な改革を図って選手もスタッフも球団の構造自体も刷新したのに大して、オリックスは実は、球団買収以降、球団を強くしようと投資はしていないんだよなぁ。初期は阪急ブレーブス時代の選手とほとんど変わらなかったし、その後も良い選手を獲得することも特になかったし。その後、オリックスにとっての大きな誤算は、イチローの出現と仰木監督の采配と一時期戦力が揃ったことで、プチブレイクしてしまったことだと思う。95,6年のリーグ優勝、日本一でオリックスの名は一躍日本中に知れ渡ったことで、球団を持つことの役割は終わってしまったと判断したのかもしれない。
その後、イチロー、田口は高値でメジャーリーグに売り渡し、その時に得た大金で代わりの選手を取って彼らの抜けた穴を補強する訳でもなく、安い外人しか取らず、ドラフトの有力選手の獲得をする訳でもなく、全くチームを強くする意志が感じられないまま、最近では連続して最下位ぶっちぎり状態。
そんな訳で、僕の好きだった阪急ブレーブスを母体とし、イチローや田口や活躍していた時代が好きだったオリックスという球団は、今では全く魅力のない球団に成り下がってしまうとともに、日本の野球全体に魅力を感じなくなってきたのです。
今回の合併/買収/1リーグ制への移行問題が、もう一度日本プロ野球の魅力を取り戻す契機になり得る機会だと思うので、真剣に取り組んでほしいもんやね。
…と思ってたら、
「お粗末12球団会議…パ合併具体案にセ反発(日刊スポーツ)」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040703-00000006-nks-spo
だめだこりゃ。